りゅうちゃん飯店の焼き飯
りゅうちゃん飯店の店主(あっくん)は中華一筋二十数年。京都での中華料理修行のあと田辺市に帰省、田辺市宝来町の中華料理店『龍宮』の経営などを経て現在のりゅうちゃん飯店に至る。店は変われど中華料理への探究心は連綿と続いている。
今回の記事では、いつもはチャーハンと呼んでいる料理を『焼き飯』と呼ばなければならなくなった。今回の取材先りゅうちゃん飯店での呼称が『焼き飯』だからだ。
僕の主観になるが、焼き飯のクオリティは中華料理屋さんのレベルを測る尺度のようなものだ。
水分や油分のバランスとか具材のチョイス、調味も関係するだろうし、もちろん料理人のスキルも重要だろう。
焼き飯ほど裾野の広い料理はなかなか無いとも思っていて、料理嫌いのオッサンとかでもつくれる焼き飯だからこそ、中華料理店に求めるクオリティは存外に高くなるのだ。
「ここの焼き飯美味いっすよね」
こう店主に声をかけると、
「お客さんからよぉ美味いてゆーてくれるんやぁ、なんぞヤフーかなんかのチャーハンランキングで2位に入っとったらしいわ。ワイ見てないからよぉわからんねけど」
りゅうちゃん飯店の焼き飯が大勢から「美味い」と評価されていることを知り、僕の舌は一般的な感度はあったのだなと安心した。これでレビュー記事を自信をもって書くことができそうだ。
爆スタミナもやしラーメン(爆スタ) 850円(税別)
背脂ラーメン 750円(税別)
では注文を。
僕は背脂ラーメンと焼き飯、一緒に来た友人は爆スタ(爆スタミナもやしラーメン)。
撮影がてら厨房にお邪魔すると、道具や食材がきれいにレイアウトされていた。
振りやすそうな中くらいの大きさの中華鍋だ。
料理の合間に竹製のササラで鍋を洗ってドンドン作っていく。ちなみにササラは鍋表面の油分を残し汚れだけを落とす道具、竹製のササラはしなやかで柔らかく、鍋肌を傷つけない利点もある。
先に完成したのは「爆スタ」、イメージ通りのガッツリ系ラーメンのようだ。
所々にニンニク片が見えている。
僕は爆スタをまだ食べたことはないので一口味見したかったが控えておくことにした。
次回来店したときにじっくりと堪能したいからだ。
爆スタはめちゃくちゃ売れているらしい。友人はペロッと平らげていた。
間もなく背脂ラーメンと焼き飯も完成。どちらもりゅうちゃん飯店 不動の定番メニュー。
背脂ラーメンはいわゆる醤油系、これがまたお世辞抜きで美味いのだ。
醤油ラーメンはあっさり系のイメージがあるが、この背脂ラーメンはきちんとコクがあって、出汁と背脂が合わさったからか程よく濃い〜のである。女性でも最後の一滴まで飲みたくなるような味わい深いラーメンだと思う。
焼き飯 600円(税別)
しっとり&パラパラです
さて焼き飯。
良い色をしている。カメラを構えマクロレンズで覗くと米粒一つひとつがしっかりと形を残していて、見た目でしっかりと“パラパラ”なのがわかった。
「うんうん、やっぱ美味い」
また背脂ラーメンとの相性は抜群によい。
ご飯はしっかりとパラパラだがパサついているわけでは無い。しっとりと味でコーティングされた米粒が軽快に喉を通っていくのだ。
「撮影のためとはいえ、普通サイズのラーメンと焼き飯を食べられるだろうか?」
とダイエット中でしばらく少食だっただけに心配していたが、、むしろ足りなかったww。
まだまだ食えた。大盛りにしとけばよかったな。
完食。
「そろそろ帰ろか」
お支払いを済ませた後、店主に取材を受けてくれたお礼と「ごちそうさま」を告げて、りゅうちゃん飯店を後にした。
近いうちにまた来よう。
「次くるときは、爆スタと四川風麻婆豆腐や」
他のメニューも美味いのは間違いない。
宝来町『龍宮』の頃から美味かったけど、少しずつ味のアレンジを繰り返して、今のりゅうちゃん飯店の味になっているとのことだ。
りゅうちゃん飯店は田辺市文里 COMIC BUSTER 優悦館 和歌山田辺店さんの敷地内に店を構えている。
駐車場はとても広く、ドカッと車で入ってドカッと止めることができて、お店に入りやすいのもまたいい。
お昼時は店外で待つお客さんもいるほど混むときがあります。
すでに大人気のりゅうちゃん飯店、まだ行けてない人はこの機会にどうぞ。
【取材・文章・撮影:スタヂオサル 尾崎】
りゅうちゃん飯店の外観
店内
- 営業時間
- 11:30〜13:30、17:00〜20:00(ラストオーダー)
- 休業日
- 月曜日、第三火曜日
- 電話番号
- 090-4564-3764
- HP
- なし
- SNS
- 備考
- なし
- 住所
- 〒646-0023
和歌山県田辺市文里2丁目35-15



